台風23号・続報



 今日は念願の秋鮭のシチューをつくりました。作りすぎました。食いすぎました。腹いっぱいで苦しいrainmanです。
 さて、日本シリーズをみて、そのまま報道ステーションをみてました。あたくし、台風報道ごときで泣いてしまいました。おはずかしい・・・。被災者のみなさんに「ごとき」とは大変失礼ではございますが。でも、それが現実です。被害がないと「他人事」なんです。人なんてそんなもんです。
 でね。この仕事始めて、まだまだ1ヶ月も経たないわけですが。そんな中でも徐々に「現場」とよばれる場所へ足を運ぶ機会が増えてきたわけです。台風取材はまだやってないけど。どんな現場にも被害者・加害者・当事者なるものがいるわけで。で、事故・事件現場でパニックになってる人や、血まみれで搬送される被害者とか。その被害者の身内の人とか。カメラのレンズ向けられますか?マイク向けてインタビュー取れますか?今の自分にはムリです。できない。そんなことできない。でも仕事だし、それが仕事だし。それができないんだったら職務放棄と一緒だし。ひどいと思うよ。悲しみのどん底の人に平然とカメラ向けてるんだから。人でなしだよ。でも、その場ではひどい事してる様にもみえるけど。それを記録して伝えて、みてる人に何かを訴えることができればそれが「本当の仕事」なのかな。でもツライなぁ。。。できるんかなぁ・・・。
 で。なぜゆえに台風報道で涙が出てしまったか。それは、テレビ画面に映る画がファインダーを通した画に見えたから。360°の実世界の中の一部をカメラマンが切り取ってその画になってるわけです。が、映っていない部分の方が圧倒的に多いわけです。その周囲の状況が、空気が伝わってきたんです。まぁ、こんな仕事してなかったら、こういう風にニュース見ないんだろうけど。でも、やっぱプロって違うなぁと実感した今日この頃でございます。