僕たちは地球という星に生まれた



 あたくし、御年26歳でございます。昭和52年生まれ。日本の高度成長期に生まれたわけですな。子供の頃、よくアメリカザリガニを捕りました。めだかもいたなぁ。でも、空気は悪くて、ザリガニもヘドロの中にいました。ちょうど、環境問題が騒がれ始めたころでしょうか。

 下のニュース。日本の河川の水質は大幅に改善されてるみたいで。まぁ、でも。よくよく考えると。都市部の川は地下を流れて、水音すら聞こえない。汚水は処理場を経て流されるので水質は元に戻りつつある。まぁ水質戻るだけでも立派だけど、やっぱり側溝にはフタされて「自然に触れる」環境がなくなったことは非常に悲しい限りだと思う。

 学校の行き帰りで、よく水遊びしてた用水路とかも全部フタされちゃって、通学路が拡張されてます。安全の為ですかね。確かに安全かもしれないけど、今の子供たちは水遊びもできないんですね。なんとなくだけど、子育てするなら、そんな環境はよろしくないと思うのです。

■水質ワースト河川は大和川綾瀬川鶴見川

 国土交通省は7日、全国の一級河川で昨年行った水質調査結果を発表した。ベスト1には、2年連続の後志利別(しりべしとしべつ)川(北海道)と宮川(三重)を含む5河川が並んだ一方、大和川(奈良、大阪)が3年ぶりにワースト1となった。

 水質調査は、国交省が管理する一級河川の166河川を対象に毎年行われており、河川の汚れ具合についてはBOD(生物化学的酸素要求量)を指標としている。国交省によると、下水道の整備や川底のヘドロ除去などで全体的に水質は大幅に改善されており、環境基準を満たしている地点の割合は、1976年の66%から昨年は88%と20ポイント以上も増加。環境省の基準でみると、8割近くの川で泳ぐことが可能という。

 ベスト5、ワースト5の河川は次の通り。

 【ベスト5】〈1〉後志利別川(北海道)、荒川(新潟)、豊川(愛知)、宮川(三重)、大野川(大分)

 【ワースト5】〈1〉大和川(奈良、大阪)〈2〉綾瀬川(埼玉、東京)〈3〉鶴見川(神奈川)〈4〉中川(埼玉、東京)〈5〉牛淵川(静岡)(読売新聞)