ちょっとマジメに

rm-nabekama2004-05-28


橋田信介さん(61)と、おいの小川功太郎さん(33)フリージャーナリストのふたりがイラクバグダッド近郊で襲撃された。まぁ、長くなるので記事の引用はしないけど。
彼らはきっと、死ぬことは覚悟の上だったんだと思う。家族のインタビューを聞いてもそう思う。涙とかないんだよね。きっと「家族の理解」なんてあってないようなもんだろうけど、でも、本人達もまた、周囲の人たちも、彼らの仕事に誇りを持っていたんだと思う。かわいそうではあるけれど、悲観的な感想はない。自分の仕事に誇りをもっている人ってかっこいいなってつくづく思う。

趣味の範囲で、我が隊の動画編集もしているわけだけども。よくよく考えたら、昔からの夢というか「やりたい仕事」のひとつだった。マスメディア関係の仕事がしたいって思ってた。バラエティーなんて馬鹿げたものじゃなくって、報道の仕事をしたいと思ってた。そこにある真実を伝えたいって思う。だから、チャンスがあるんなら戦場だって行ってやるとか思ってた。

でも、彼らの映像を見て、オレにはムリだと思った。やっぱり怖い。命をかけてあそこまでできるのかな?橋田さんは生前、「真実を伝えたい」とか正義感とかでやってるなんて言ってなかったそうだ。戦場にだって人の笑顔があって、普通に生活している人がいて、そういう画を求めてるんだと。弱者に優しいんでなく、「普通の人」にやさしかったそうだ。うまく言えないけど、なんつーのかな?器が違うね。

1日に函館へ行ってきます。いろいろあって、報道関連の2社にお邪魔することができそうです。まぁ。自分に何ができるのか全くわかんないけど、チャンスはチャンスです。後悔したくないしね。人生一度きり。やりたいことをやらせていただきます。