たまには真面目にコラムでも。

イラクで人質になっていた３人が解放された。もうすぐ日本に着くのかな？Webのニュースでは残り２人のジャーナリストも解放されたとか。よかった、よかった。
アルジャジーラの放送での高遠菜穂子さんの言葉は印象的だった。
「いろいろ嫌なこともされたけど、イラク人を嫌いにはなれない。」
確かに彼女の活動をみてれば、納得がいく。パウエル国務長官が「日本はこの３人の行動を誇りに思うべきだ」とも。まぁパウエルくんの発言にはいろんな裏があるけども、確かに日本人として誇りには思うべきだとは思う。
ただ、高遠さんは続けて「このままイラクに残って活動を続ける」とも発言した。コレが大きく非難を浴びている。『賛否両論』という言葉があるが、まさにコレ。この状況こそ賛否両論かなと思った。最悪なシナリオが想定されるイラクに命を懸けて行っている彼らの行動は「人として」尊敬に値する。だけども、この３人を解放するのにどれだけのカネとヒトが関わったかよく考えて欲しい。「イラクに残る」のであれば、勝手にすればいい。だけど、日本国籍を捨ててやっていただきたい。邦人である以上、日本国民も政府もほっとくわけにはいかないだろう。
今、この状況において現地で支援する必要性があるのかな？とも思う。日本人であれば、日本人だからこそやるべきことがあるんじゃないか？日本に帰ってきてメディア露出するとか、アメリカでもいいんじゃないか？一番の問題児はアメリカなんだから、アメリカの世論を動かしてやればいいんじゃないか？ヤツらのモーチベーションをもってすれば、それぐらいできるはず。もうちょっと、落ち着いてからの現地支援でも全く遅くないと思うのだが・・・。